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【2019年有馬記念レース回顧】強すぎたリスグラシュー【6万負けた】

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画像引用元:JRA日本中央競馬会


2019年有馬記念。

 

リスグラシューの5馬身差圧勝で幕を閉じました。

 

アエロリットが1000m58.5秒で飛ばしHペースとなって先行総崩れ。

 

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なんと上位馬全て後方に位置していた馬となりました。

 

それを言い訳にするわけではありませんが私の◎スティッフェリオは13着...

そんなしょうもない私の予想記事はこちらです。

www.shimakazu1326.work

 

4角先頭で見せ場は作ってくれましたが、さすがに展開が厳しすぎちゃいましたね。

もともとの地力が足りないと言われればそれまでですが...

しかし、距離の不安があるアエロリットがあんなに飛ばすとは(´Д`)

 

津村騎手と丸山騎手でゆったりとしたペースを作り上げていたら面白かったんじゃないかなとは思っていますが...

 

あのリスグラシューの5馬身差圧勝を見たらどうやっても勝てませんでしたねw

 

そしてアーモンドアイの不甲斐ない9着...

 

この辺りも含めて2019年有馬記念を少し詳しくレース分析していきたいと思います。

2019年有馬記念レース回顧

有馬記念を1頭ずつしっかり追ってレース回顧していきます。

まずは私の本命でした④スティッフェリオから。

④スティッフェリオ

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願ってもいない好スタート。

丸山騎手としては好スタートなら逃げる気もあったのでしょう。

手綱をしごいて先手を主張していきます。

 

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しかし外アエロリット、クロコスミアも主張してきます。

この2頭は前に行かないと外を回らされるので多少強引でもやっぱり主張してきました。

 

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そして2角ではアエロリットがハナを奪い切ってスティッフェリオは2番手最内。

そう...この位置は...

マツリダゴッホとゴールドアクターと全く同じと言っていい位置です。

 

★2007年マツリダゴッホ

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★2015年ゴールドアクター

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この1.2角の入りで私が思い描いていた位置を丸山騎手はキープしてくれました。

もうこの時点でほぼ完璧。

 

「いや...これ本当にスティッフェリオくるんじゃね??」

 

そう思ったのですが、

 

 

 

元気いっぱいなアエロリットと津村騎手w

 

 

 

1000mを58.5のハイペースで通過し、3角の入りでは番手のスティッフェリオに大差を付けて逃げ切りを図ります。

 

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3.4コーナー中間。

 

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正攻法で仕掛けて差を詰めていくスティッフェリオと丸山騎手。

ここで一つ注目したいのは3番手追走していたクロコスミアが既に一杯一杯となりズルズルと後退してしまっていることです。

 

それをスティッフェリオは番手から正攻法でアエロリットを捕まえに行っているのですから...

スティッフェリオが最後ズブズブになってしまっているのも仕方ないですね。

 

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4角でアエロリットがいっぱいに。

そして最後方まで下がったクロコスミアと藤岡騎手の競馬ヤメっぷりがちょっと面白いシーンでもありますw

 

スティッフェリオはアエロリットを鮮やかに交わし4角先頭の横綱競馬で直線先頭。

この瞬間はちょっと感動しました(:_;)

 

でももう...

TV越しでも手応えが無いのは明白でした...

 

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残り200mで既に馬券圏外へ。。

この瞬間、私の単複5万円馬券及び連系1万円馬券はゴミと化します(:_;)

 

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それでも私はカッコいい超正攻法の競馬を打ってくれたスティッフェリオと丸山騎手に感謝しています。

クロコスミア、アエロリットが続々と脱落した中でしっかり最後まで見せ場を作って頑張ってくれたと思います。

 

この負けを取り返す機会はまたいつかどこかで...(傷口が広がるだけ)

 

スティッフェリオと丸山騎手はちょっと追いかけていきたいなと思いました。

⑥リスグラシュー

5馬身差圧勝の勝ち馬リスグラシューの競馬っぷりも追っていきましょう。

 

スタートは五分。

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スッと控えて中団。

内にいた馬が軒並み前目のポジションを取ったため、最内がガラ空き。

そこにすんなり入ってロスのない競馬が打てる位置取り。

それでも人気を背負ったリスグラシューを包まれる覚悟で内に入れるレーン騎手もすごいと思います。

 

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早い流れの道中を引き続き最内。

アーモンドアイをマークできる絶好のポジション。

後は包まれずに直線抜け出す進路を確保できるかどうか。

 

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最終コーナーでまだ内側。

ここからレーン騎手が取った進路は...

 

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一気にギュイーンと外に持ち出します。

この一瞬の判断がやっぱりすごい早いし世界のトップジョッキーって感じはします。

 

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そして鬼の末脚炸裂。

 

 

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レーン騎手の好騎乗も加わって5馬身差圧勝。

坂も力強く駆け上がり圧巻の内容でしたね...

これで引退とかもったいなさ過ぎる。

⑨アーモンドアイ

圧倒的に支持された1番人気アーモンドアイも最後に見ていきます。

 

スタートはよくポーンと前目。

 

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スッと控えて中団。

内に潜り込んでロスなく回ることもできたと思いますが、さすがにリスクを負えずにルメール騎手は安全策で外。

 

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勝ったリスグラシューが最内でロスなく回っていますから、この辺りの距離ロス差も敗因の一つかもしれません。

ただ、内に入ったらマークされてつぶされるのは目に見えてますから、結局この決断に変わりはないのでしょうけど...

 

そして結局コーナー6回を終始外3.4頭分回りながら正攻法で進出して4角はいい手応えで上がってきます。

 

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しかし直線はいつもの末脚を発揮できず...

 

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坂を上り切った頃。

いつもの女王の輝きはそこにはありませんでした...

 

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アーモンドアイの敗因は?

いくつか考えられる点をいくつかまとめてみました。

 

  1. 中山コース
  2. アエロリットが作り上げたHペース
  3. 距離ロス
  4. 体調面

 

中山コース

中山の鬼マツリダゴッホの府中。

府中の鬼ウオッカの中山のように超得意とする競馬場がある反面、それ以外の競馬場では謎の大敗を繰り返す馬もいます。

 

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3歳の頃は同世代牝馬で力が違い過ぎてコース不問で勝てていたと考えれば、牡馬相手に高いパフォーマンスをみせたJCや天皇賞秋は高速馬場の府中。

 

そういった点で考えると、ウオッカのように中山コースが合わなかったという事も十分考えられると思います。

 

アエロリットが作り上げたHペース

超正攻法でカッコいい競馬をしたスティッフェリオが13着に沈み、逃げたアエロリットは14着。

3番手追走していたクロコスミアがシンガリ負けという典型的な先行総崩れの中で、終始外3.4頭分を回りながら正攻法で上がっていったアーモンドアイもかなり厳しい競馬だったはずです。

普通に流れる展開だったらまた結果は大きく違っていたかもしれません。

 

距離ロス

全16頭の中でも距離ロスが多かったことは間違いなさそうですが、これだけが原因で負けたって感じでは無さそうです。

距離ロスだけではアーモンドアイのような超一流馬はここまで大きく崩れないと思います。

 

体調面

天皇賞秋から有馬記念までもともと予定されていたローテーションではなかったですし、実際に体調面が悪かったって事も可能性としては大いにありそうです。

ただ、体調面とかはこちらサイドでは分かりようがないですからね...

少なくとも解説陣は体調面に関しては太鼓判を押してたから決して悪くは無さそうですが。。

まとめ

という事でリスグラシューの5馬身差圧勝で幕を閉じた2019年有馬記念。

 

アーモンドアイが過剰人気気味でしたから、リスグラシューの単勝は結構妙味がある馬券だったのではないかと思います。

 

そしてこの記事を書いて現実逃避していましたが私の6万円負けの現実は変わりませんw

 

これから6万円負けの現実と真摯に向き合って気持ちを切り替えていこうと思います。

それでは。